山 行 報 告
2009/10/31〜11/2 紀伊山地・熊野古道   メンバ(記録):丸山


ウミガメの来る海岸 熊野那智大社 大雲取越の古道 古道の標識 石仏
遅い紅葉 リンドウ 小雲取越のスタート地点 小雲取越の古道 桜茶屋跡
遥かに大雲取越の山並 小口集落は雲の中 百間ぐら 熊野本宮大社を望む 熊野川河口にて



【コースタイム】

(10月31日)
 新横浜(8:29)==(9:51)名古屋(10:00)==(12:59)熊野市(13:18)=
 バス\800=尾川(14:20)=バス=(15:30)熊野市(15:59) ==新宮(15:18)
 ――BP(16:35)△

(11月1日)
 BP(6:15)――新宮(6:57)==(7:15)那智(7:33)=バス\470=神社前(7
 :50)――舟見峠(9:50)――地蔵茶屋跡(10:50)――石倉峠(10:10)――
 越前峠(11:45)――小口集落(13:15)――小和瀬集落(13:30)――桜茶屋
 跡(15:00)△

(11月2日)
  BP(6:10)――石堂茶屋跡(6:45)――松畑茶屋跡(7:40)――(8:25)請川
 (9:03)=バス\1320=(10:07)新宮(12:45)==(16:10)名古屋(16:20)
 ==新横浜(17:44)




【記 録】

(10月31日)
 熊野市から池原に行く奈良交通は廃止されたとのことで、バス停前のお店で聞いてみると、尾川まで行って乗り継ぐと良いと言われ、間に受けて乗ったのが大間違い。目的地とはかなり離れた所に着いてしまい、運転手からは一旦戻ったほうが良いと言われ、帰りはロハにしてもらって、そのまま熊野市に引き返す。

 どこか良い所はないかと考え、以前考えていた大雲取越をめざすことにする。とりあえず新宮に移動する。新宮駅の観光案内所で聞くと、親切にルート図とアプローチ方法を教えてくれた。

 本日は近くでキャンプすることにし、海岸沿いのレクレーションの森という松林の中でテントを張る。ここはすぐ脇が太平洋でウミガメが産卵に来るとのことで、その孵化施設があった。

(11月1日)
 新宮から一旦那智に移動し、バスで那智大社に向かう。熊野古道の大雲取越はここから山々を越えて、一旦小口(こぐち)という集落に下り、そこから小雲取越を進み、熊野本宮大社手前の請川(うけがわ)に下るものである。

 那智大社の隣の青岸渡寺の奥から登り始める。古道であるが昔は奈良方面との街道になっていたため、広くまた岩を敷き詰めたような立派な路である。14.5Kmの大雲取越を約5時間で歩き、小和瀬からは13Kmの小雲取越の登りとなる。登りの途中から雨となってきた。

 桜茶屋跡まで来たところで広い東屋があったので、少し早いが今日の泊地とする。

(11月2日)
 朝になると天気は回復していた。快晴の中を出掛ける。ほぼ予定どおり3時間弱で請川に下り、本宮大社参拝はスキップして、バスで新宮に戻る。名古屋行き特急は昼までないため、近くの熊野川河口でテントを干すなど、のんびり過ごす。